低空ヴァイオリン-ヴァイオリン・・習ってます

2004年4月にヴァイオリンを始めた
以来、途中の中断もあったが、もがき苦しみながらもなんとか続いている

こう書くとかなり奮闘努力しているようにも読めるが、そんなことはない。
練習できない、ということ自体が『もがき』なのだ。
練習できないというのは、自分のこころの問題でもある。
ひとつには、努力が苦手であるということ。
もうひとつは、時間がなかなか取れないということ。
もっとも、時間うんぬんの話は、やる気とか工夫とかでどうにでもなるものだとは思う。

はじめたときが49歳だったから、かなりのレイトスターターということになる
夢中にはなるものの、すぐに飽きやすい性格なので続けるのは難儀した
20代後半に3年ほどピアノを習ったことがあったが、バイエルが終わり、バッハの2声のインヴェンションを手がけ始めたくらいで挫折した
何事も続かない性格である

今は2人目の先生に習っている
と、書いたが、実は3人目である。
一人目の先生がわずか2,3回のレッスンでだめになってしまったからだ。

ぼくのほうでダメにしてしまったのだが・・・
レッスンに行って2回目くらいで近隣の市民オケに入るにはどのくらいのレベルがあれば・・・・という話をしたのだが、これを聞いて初めてのヴァイオリン先生は「10年早いわよ!」と大笑いしてくださった。

普段から、低空飛行が心の奥底の劣等感につながっているぼくに、この一言はきいた。
くじけたのだ。
なさけないことである。
このなさけなさ自体も、たいした低空飛行である。根性なしなのだ。
その後は、オケへの参加を先生に尋ねるときは慎重にしている。
ヴァイオリンの先生は、百戦錬磨のプロなのだ。プライドだってかなり高いだろう。
そんな先生に、ドシロウトがいきなり『オケに参加』なんてことを言い出したら、どうなるか、目に見えている。
とにかく、こういうことは相手を観察し、控えめに話し出すことが肝心だと思っている。

こまったことに、ヴァイオリンへの興味は年間を通して一定というわけではない。
ときどきCDも聞きたくなくなるときがある。
あのヴァイオリン独特のやわらかくひっかく感じの音がたまらないときと、どうにもイヤに聞こえる時期とがあるのだ。
気持ちが乗らないときは、ヴァイオリンをさわる気もしない。
でも、実際にさわって弾いてみると『やっぱりいいな』と思うことが多い。
気まぐれである。

夏は苦手だ。ヴァイオリンをアゴにはさむと汗がにじむ。
あの感覚が好きじゃない。
あの感覚を思い出すと体全体がブルっと震える。

冬も苦手だ。
冬になると指に湿疹ができる。割れたりして痛い。だから、物理的につらい。

要するに、50歳を過ぎてもまだわがままで子供なのだ。ぼくは。